布団の洗濯頻度は本体年1〜2回・シーツやカバーは週1回が目安!干す頻度や一人暮らしの回し方も

布団の洗濯頻度は本体年1〜2回・シーツやカバーは週1回が目安!干す頻度や一人暮らしの回し方も

布団の洗濯頻度は、「何を洗うか」で正解が大きく変わります。

布団本体の丸洗いは年1〜2回、シーツやカバーは週1回が目安です。

「布団」とひとことで言っても、本体・シーツ・カバー・枕・毛布で汚れ方がまったく違うからです。

まずは寝具の種類ごとの目安を、早見表で確認してみてください。

寝具の種類洗う頻度の
目安
掛け布団
敷布団(本体)
年1〜2回
(丸洗い)
シーツ
布団カバー
週1回
敷きパッド週1回(夏)
〜2週に1回(冬)
枕本体2〜4週に1回
枕カバー週1〜2回
毛布月1回

そして意外と見落とされがちなのが、「洗う頻度」と「干す頻度」は別ものだという点です。

毎日のケアの中心は”干すこと”と”カバーを替えること”で、本体を何度も洗う必要はありません。

種類ごとの目安を押さえれば、自分の寝具をどのペースでケアすればいいかが見えてきます。

目次

寝具の種類別に見る布団の洗濯頻度

洗う頻度は寝具の種類ごとに分けて考えると、迷わなくなります。

肌に直接触れるものほどこまめに、本体のように分厚いものほど間隔をあけて、が基本の考え方です。

スクロールできます
種類洗う頻度洗い方の目安
掛け布団
敷布団
年1〜2回丸洗い
(自宅 or クリーニング)
シーツ
カバー
週1回洗濯機
敷きパッド夏は週1回
冬は2週に1回
洗濯機
枕本体2〜4週に1回洗える素材のみ
洗濯機
枕カバー週1〜2回洗濯機
毛布月1回洗濯機
(毛布モード)

敷布団・掛け布団の本体は年1〜2回の丸洗いで十分

布団本体(掛け布団・敷布団)の丸洗いは、年1〜2回で足ります

全国ふとんクリーニング協会(JAFCA)も、布団や毛布は年に1回の丸洗いをすすめています。

※出典:全国ふとんクリーニング協会(JAFCA)。丸洗いの推奨頻度について公式サイトの案内をあわせてご確認ください。

本体はシーツやカバーで守られているので、汗や皮脂が直接しみ込みにくいのが理由です。

タイミングとしては、2〜3日連続で晴れやすく乾かしやすい春や秋の衣替えの時期が向いています。

本体をひんぱんに丸洗いすると、生地や中のわたが傷みやすくなります。回数は少なめでOKです。

シーツ・布団カバー・敷きパッドは週1回が基本

シーツ・布団カバー・敷きパッドは、週1回を目安に洗います。

肌に直接触れるぶん、寝汗や皮脂が生地にしみ込みやすいからです。

人は一晩でコップ1杯ぶんほどの汗をかくと言われていて、その多くをシーツが受け止めています。

通販会社セシールが453人に聞いた調査でも、シーツやカバーを「週1回」洗う人が39.3%で最多でした。

週1回がむずかしいときは、洗い替えを2〜3枚用意しておくと、天気に左右されずに交換できます。

枕は2〜4週に1回・枕カバーは週1〜2回

枕本体は2〜4週に1回、枕カバーは週1〜2回が目安です。

枕は顔と頭がずっと触れるため、皮脂や整髪料、よだれなどがたまりやすい場所です。

放っておくと、においや黄ばみ、ダニやカビの原因になります。

枕本体は洗える素材と洗えない素材があるので、洗濯表示を確認してから洗ってください。

毛布は月1回を目安にする

毛布は月1回ほど洗えば清潔に保てます。

体に密着するため、汗や皮脂、空気中のほこりを吸い込みやすいからです。

最近は家庭の洗濯機で丸洗いできる毛布も増えています。

洗うときは洗濯ネットに入れ、「毛布モード」や弱水流を選ぶと型くずれしにくくなります。

夏と冬・梅雨で頻度はどう変わるか

洗う頻度は、季節によって多少上げ下げして構いません。


  • 寝汗が2〜3倍に増えるので、シーツや敷きパッドは頻度を上げると安心

  • 汗の量が減るぶん、シーツは2週に1回まで間隔をあけても大丈夫
  • 梅雨
    洗うより「しっかり乾かすこと」を優先。乾きにくい日は無理に洗わない

季節で迷ったら

汗をかく時期は多め、乾きにくい時期は乾燥重視

と覚えておくとシンプルです。

布団を洗わないままにするとどうなるか

布団を長く洗わずにいると、ダニやカビ、においの温床になります

寝ている間の汗と皮脂が、生地の中にたまっていくからです。

放置したときに起こりやすいことを、順番に見ていきます。

  • ダニが増える
    皮脂や角質がダニのエサになり、湿気とあたたかさで繁殖しやすくなる
  • ハウスダストがたまる
    ダニの死骸やフンが細かいちりになり、寝ている間に吸い込みやすくなる
  • カビ・においが出る
    汗の湿気がこもると、カビが生えたり生乾きのようなにおいが残ったりする

一度カビが生えてしまうと、洗ってもなかなか落ちないと言われています。

だからこそ、こまめに洗うことよりも「湿気をためない毎日のケア」のほうが大切になります。

洗うより頻度が高い「干す」ケアの目安

本体を何度も洗う必要はなく、日々の湿気は「干すこと」で防ぐのが基本です。

丸洗いは年1〜2回にとどめ、そのあいだの湿気は天日干しや布団乾燥機で飛ばしていきます。

干す頻度は素材によって変わるので、下の表で自分の布団に近いものを確認してみてください。

スクロールできます
素材掛け布団敷布団
綿1〜2週に1回週1〜3回
ポリエステル1〜2週に1回週1回
羊毛2週に1回1〜2週に1回
羽毛月1〜2回
(陰干し)
月1回
(陰干し)
真綿月1〜2回
(日陰)
月1〜2回
(日陰)

綿の敷布団は湿気をため込みやすいので、他の素材より少し多めに干すのがおすすめです。

天日干しと陰干しの使い分けと時間帯

干す時間帯は、湿度が下がる午前10時〜午後3時ごろがベストです。

早朝や夕方は空気中の湿気が多く、せっかく干しても布団が湿気を吸い戻してしまいます。

綿やポリエステルは日光に当てる天日干しでOKです。

いっぽう羽毛や真綿は日光で傷みやすいため、風通しのよい日陰で干す「陰干し」が向いています。

物干し竿2本にM字型にかけて中まで風を通す布団の干し方

干し終わったら、布団たたきで強くたたかず、表面のほこりを軽くはらう程度にとどめてください。

強くたたくと中の繊維が切れ、ダニの死骸が細かくくだけて逆効果になることがあります。

干せない日は布団乾燥機や扇風機で代用する

外に干せない日でも、家の中で湿気を飛ばせば干したのと同じ効果が得られます。

布団を干す目的は日光に当てることそのものではなく、「乾燥させること」だからです。

  • 布団乾燥機
    片面30〜40分ずつ温風を当てる。短時間で内部まで乾く
  • 除湿機+扇風機
    いすや物干しに布団をかけ、両側から風を当てる
  • すのこ+扇風機
    敷布団をすのこの上に立てかけ、風を通して裏側も乾かす

梅雨や花粉の時期は、無理に外へ出さず、こうした室内の乾燥ケアに切り替えると安心です。

自宅で布団を洗う方法と洗えないときのクリーニング

布団を丸洗いするときは、まず洗濯表示を確認して、洗えるものだけ自宅で洗います。

洗えないタイプの布団は、無理に洗わずクリーニングに出すのが安全です。

布団の水洗い可マークと水洗い不可マークを並べて見分ける

洗濯機・浴槽での布団の洗い方

タグに水洗いできるマークがあれば、洗濯機か浴槽で丸洗いできます。

洗濯機に入るサイズなら洗濯機、入りきらない大きさなら浴槽での踏み洗いが向いています。

①洗濯機で洗う場合

布団をひもで数か所しばってから、洗濯槽に水を張って洗剤を溶かし、そのあと布団を入れます。

「布団コース」や「大物洗い」を選び、ない場合は洗い6分・すすぎ2回・脱水6分ほどが目安です。

②浴槽で洗う場合

浴槽に半分ほどぬるま湯を張り、洗剤を溶かしてから布団を入れ、足で優しく踏み洗いします。

水を入れ替えて2〜3回すすいだら、浴槽のふちに30分〜1時間かけて水を切ってから干します。

浴槽のふちにかけて水を切っている洗濯後の布団

水を吸った布団はとても重くなります。乾くまで1〜2日かかることもあるので、晴れが続く日を選ぶと安心です。

布団クリーニングに出す頻度と料金の目安

羽毛布団など自宅で洗いにくい布団は、5〜7年に1回ほどクリーニングに出すのが目安です。

ふだんはシーツやカバーで守られているので、本体はそれほど頻繁に出さなくて構いません。

料金の相場は、店舗持ち込みで羽毛布団シングル1枚あたり5,000〜6,000円ほどです。

宅配クリーニングは1枚だと9,000〜11,000円と割高ですが、3枚以上ならまとめ割で安くなることもあります。

※料金はお店やキャンペーンによって変わります。利用前に各クリーニング店の公式サイトで最新の料金をご確認ください。

一人暮らしや干せない部屋での寝具ケア

干せない・洗えない・時間がない部屋でも、ポイントを絞れば清潔さは保てます。

優先すべきなのは、本体を頻繁に洗うことではなく、カバー交換と湿気を逃がすことです。

本来のケアがむずかしいときの、代わりの方法を表にまとめました。

本来のケアできないときの
代わり
本体を丸洗いカバーを
週1で洗う

布団乾燥機で
乾かす
ベランダで
天日干し
室内で
いすに立てかけ

扇風機で風を通す
こまめに干すすのこや
除湿シートで
床からの湿気を防ぐ

干す場所がないときの乾かし方

ベランダがなくても、室内で乾かせば湿気は十分に飛ばせます。

窓ぎわにいすを2脚並べ、そこに布団をかけて風を通すだけでも、外干しの8割ほどの効果があると言われています。

窓ぎわでいすに立てかけ扇風機で乾かす室内での布団の干し方

敷きっぱなしを防ぐために、折りたたみのすのこベッドを使うと、立てかけて乾かすのもラクになります。

丸洗いしたいときは、大型の乾燥機がそろうコインランドリーを使えば、洗いから乾燥まで一度で済みます。

時間がないときはカバー交換だけで回す

洗濯にかける時間がとれないときは、カバーの洗い替えを用意して交換するだけで十分です。

肌に触れるカバーさえ清潔なら、本体はしばらく洗わなくても不衛生にはなりにくいからです。

実際、一人暮らしの人を対象にした調査では、シーツを洗う頻度が「月1回以下」の人が約40%を占めています。

まわりも意外と洗えていないので、無理をせず、続けられるペースを見つけるのが長続きのコツです。

布団の洗濯頻度でよくある質問

本文で触れきれなかった、細かい疑問をここで整理します。

布団を洗いすぎるのはよくない

本体の丸洗いのしすぎは、生地や中のわたを傷める原因になります。

丸洗いは年1〜2回にとどめ、日々の汚れはカバーの洗濯と干すことでカバーするのがおすすめです。

コインランドリーに行く頻度はどれくらい

本体の丸洗いを目的にするなら、年1〜2回ほどで十分です。

自宅で乾かしにくい梅雨や冬に、乾燥までまとめて済ませたいときに使うと便利です。

洗ったあと乾くまでどれくらいかかる

天日干しの場合、羽毛布団でも1〜2日、厚みのあるポリエステルだとさらにかかることがあります。

乾ききらないとカビの原因になるので、晴れが続く日を選ぶか、コインランドリーの乾燥機を使うと確実です。

布団を干さないとどうなる

湿気がこもり、ダニやカビ、においが出やすくなります。

外に干せない場合でも、布団乾燥機や除湿機+扇風機で湿気を飛ばせば同じ効果が得られます。

頻度は下げてもいい・大事なのはケアの優先順位

布団の洗濯頻度は、種類ごとに優先順位をつければ、そこまで頻繁に洗わなくても清潔を保てます。

  • いちばんこまめに
    シーツ・カバーは週1回
  • 次に大事
    本体は洗うより「干す・乾かす」で湿気を逃がす
  • たまにで十分
    本体の丸洗いは年1〜2回

この順番さえ押さえておけば、毎日の負担を増やさずに気持ちよく眠れる寝具を保てます。

まずは肌に触れるカバーの洗い替えを1〜2枚そろえるところから始めてみてください。

目次