エアウィーヴの捨て方で迷ったら、出口は大きく4つです。
買い替えるなら公式の引き取りで運び出しまで任せられ、それ以外なら自治体の粗大ごみ処分がいちばん早くて安く済みます。
高かった寝具だけに、捨て方をまちがえたくないですよね。
まずは方法ごとの費用と手間を、下の早見表でざっくりつかんでみてください。
| 方法 | 費用の目安 | 手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 公式の引き取り | エアウィーヴ製は無料 他社製5,500円 | とても楽 運び出し込み | 買い替える人 |
| 粗大ごみ | 400〜2,200円ほど | 自分で運び出す | 安く済ませたい人 |
| 買取・フリマ | 0円〜プラス | やや手間 | 状態がいい人 |
| 回収業者 | 3,000〜1万円ほど | まかせて楽 | すぐ運んでほしい人 |
- エアウィーヴが何ごみになるか、中身のポリエチレンとサイズで決まる理由
- 切って燃えるゴミに出せるかは、自治体によって真逆になること
- 買い替えるときに使える公式の引き取り・下取りの条件
- 枕・マットレスパッド・ベッドマットレスで変わる捨て方
- 捨てる前に確かめたい、保証と部品交換という選択肢
エアウィーヴの捨て方と処分方法を費用と手間で比べる

ここからは、4つの出口をひとつずつ見ていきます。
エアウィーヴが何ごみになるかは中身のポリエチレンとサイズで決まる

エアウィーヴは金属のバネを使っていないので、基本は粗大ごみとして捨てられます。
中身は「エアファイバー」という素材で、正体はポリエチレン100%の樹脂です。
細い樹脂の繊維を、空気を編むみたいにからみ合わせて作られています。
まわりのカバーやパッドはポリエステルで、こちらも布や繊維の仲間です。
つまり全体が燃やせる素材ばかりで、コイルマットレスのように金属を抜き取る作業がいりません。
この「金属なし」という中身のおかげで、コイル入りより処分の選択肢が広いのがエアウィーヴの特徴です。
ただし、何ごみになるかを最後に決めるのは中身だけでなくサイズです。
多くの自治体では、一辺がおよそ30cmや50cmを超えると粗大ごみ、それ以下なら家庭ごみ、という線引きがあります。
自治体の粗大ごみに出すときの手順と料金の目安
粗大ごみで出すなら、費用はだいたい400〜2,200円ほどで、事前の申し込みが必要です。
流れはシンプルで、次の3ステップです。
- 申し込む
粗大ごみ受付センターに電話かネットで予約する - 処理券を買う
コンビニなどで料金分の収集シール(処理券)を買って貼る - 出す
指定された日の朝に、決められた場所へ運び出す
料金は自治体と種類でけっこう変わります。
たとえば横浜市では、三つ折りや四つ折りにできる布団タイプのマットレスは「布団・マットレス」の扱いになり、2枚まで1組としてまとめて出せます。
一方で、折りたためない厚手のベッドマットレスは、同じ横浜市でも別枠のあつかいで料金が上がります。
ここで一番のハードルになるのが、運び出しです。
エアウィーヴは軽めとはいえ、シングルのベッドマットレスで17kg前後あります。
エレベーターのない集合住宅だと、一人で階段をおろすのはかなりの重労働になります。
体力に自信がないときは、玄関先まで取りに来てくれる戸別収集がないか、自治体に聞いてみると楽になります。
切って燃えるゴミに出せるかは自治体で真逆になる

切って燃えるゴミに出せるかどうかは、住んでいる自治体で正反対になります。
「小さく切れば普通ごみで出せるのでは」と考える人は多いです。
結論から言うと、これは自治体しだいで大丈夫にも違反にもなります。
認めている代表が名古屋市で、一辺30cm角以下に切れば可燃ごみとして出せます。
反対に東京都大田区は、粗大ごみは品目で判断するので、切り刻んでも壊しても粗大ごみのまま、とはっきり案内しています。
横浜市のように、折りたたんで一番長い辺が50cm未満になる薄手タイプなら燃やすごみ、という中間の線引きの地域もあります。
つまり同じ「切って燃えるゴミ」でも、OKな街とNGな街が本当に混在しています。
自分の街がどちらかは、次の3つの言葉で自治体サイトを調べると出てきます。
- 「マットレス 粗大ごみ」で品目のあつかいを見る
- 「可燃ごみ サイズ」で何cmまで出せるか見る
- 「切って 粗大ごみ」で、切っても粗大ごみ扱いにならないか見る
なお、切る作業そのものもけっこう大変です。
樹脂の繊維が細かく飛び散るので、屋外で軍手をして、まわりを汚さない準備をしてから切るのがおすすめです。
買い替えなら公式の寝具引き取りサービスで運び出しまで任せられる

エアウィーヴを買い替えるなら、公式の寝具引き取りサービスで古い寝具を運び出してもらえます。
新しいマットレスが届くのと同時に、古いものを配送員がその場で梱包して持って行ってくれる仕組みです。
重いマットレスを自分で玄関まで運ぶ必要がないのが、いちばんのメリットです。
ただし、使える条件がはっきり決まっているので、下の表で確かめてみてください。
| 項目 | 対象になる | 対象にならない |
|---|---|---|
| 買う商品 | 組立完成済で届く ベッドマットレス | 自分で組み立てる 宅配便タイプ |
| 引き取る寝具 | 買う商品と同じ数の ベッドマットレス | 注文数を超える分 |
| 料金 | エアウィーヴ製は無料 他社製は5,500円 | 引き取りだけの利用 |
ポイントは、組み立て済みで届く大型配送のベッドマットレスを買うときに使えるサービスだということです。
同じS01でも、自分で組み立てる宅配便タイプは対象外になるので、注文前に配送方法を確認しておくと安心です。
他社のスプリングマットレスからの乗り換えでも、1点5,500円で同時に持って行ってもらえます。
引き取りだけをお願いすることはできない点にも気をつけてください。
リサイクルの下取りキャンペーンで買い替え代が安くなることがある
エアウィーヴは、古い製品を下取りに出すと買い替え代が安くなるリサイクルキャンペーンを不定期でやっています。
対象商品を買うときに、いま使っているエアウィーヴを下取りに出すと、購入代金から数千円〜2万円ほど値引きされる仕組みです。
先に大事な除外条件をお伝えすると、下取りに出せるのはマットレストッパー・四季布団・折りたたみマットレスで、ベッドマットレスは下取りの対象外です。
下取りに出す側は、汚れていても壊れていても、いつ買ったものでも受け付けてもらえます。
申し込むと専用の回収袋が届くので、三つ折りにして入れて送り返すだけで、送料はエアウィーヴ持ちです。
回収された寝具は、カバーは古布としてリサイクルされ、中材は洗って砕いて溶かし、再びプラスチックとして生まれ変わります。
使い終わった寝具をまた新しいマットレスに戻す取り組みも進んでいるので、「捨てる」より気持ちよく手放せる方法です。
買取やフリマや譲るで手放せるかは状態しだい
状態がきれいなら、買取やフリマでお金をかけずに手放せることもあります。
エアウィーヴは知名度のあるブランドなので、中古でもほしい人が一定数います。
カバーも中材も洗える構造は、中古市場でも「清潔に使えそう」と受けがよく、リユースに向いています。
一方で、へたりが大きいものや使用感が強いものは、買取を断られることが多いのも正直なところです。
売れるかどうかは状態しだいなので、シミやへたりの具合を見てから相談するのが無難です。
まだ十分使えるなら、家族や知人に譲る手もあり、近くで受け渡せれば運ぶ負担も小さく済みます。
不用品回収業者とクリーンセンター持ち込みの使いどころ
重くて運べない・今すぐ捨てたいなら回収業者、車があって安く済ませたいなら持ち込みが向いています。
不用品回収業者は、部屋の中からの運び出しまで全部まかせられるのが魅力です。
費用は3,000円〜1万円ほどが目安で、ほかの家具とまとめると1点あたりを抑えやすくなります。
ここで気をつけたいのが、トラックで「無料回収」と呼びかけて回る業者です。
あとから高額を請求されたり、不法投棄につながったりするトラブルがあるので、「一般廃棄物収集運搬の許可」を持っているかを先に確認してください。
車を持っているなら、自治体のクリーンセンターへ直接持ち込む方法もあります。
重さで料金が決まる地域が多く、粗大ごみの収集より安く上がることが多いですが、予約が必要な施設もあるので事前に調べておきましょう。
費用と手間で見る処分方法の早見表
ここまでの方法を、費用・手間・運び出し・向いている状況の4つでまとめます。
| 方法 | 費用 | 運び出し | 向いている状況 |
|---|---|---|---|
| 公式引き取り | 製品により 無料〜5,500円 | おまかせ | 買い替える |
| 下取り | 値引きされる | 袋で送る | パッド類を買い替え |
| 粗大ごみ | 400〜2,200円 | 自分で | 安く手放したい |
| 持ち込み | 数百円〜 | 自分で運ぶ | 車がある |
| 買取・フリマ | 0円〜プラス | 自分か配送 | 状態がいい |
| 回収業者 | 3,000〜1万円 | おまかせ | すぐ・重い |
エアウィーヴの捨て方で迷いやすい処分の疑問をまとめて解決

ここからは、タイプ別のあつかいや、捨てる前に見ておきたい点をまとめます。
枕とマットレスパッドとベッドマットレスで捨て方が変わる

小さくたためる枕やパッドは家庭ごみ、厚いベッドマットレスは粗大ごみ、が基本の分かれ目です。
同じエアウィーヴでも、サイズと厚みでゴミの区分が変わります。
枕(ピロー)
枕は中のシートコアを抜けば、カバーと中材に分けられます。
小さくして指定のゴミ袋に入れば、多くの自治体で燃えるゴミとして出せます。
袋に入らない大きさなら粗大ごみになるので、まずは袋に収まるか試すのが早いです。
マットレストッパー(パッド)・四季布団
今使っている寝具の上に重ねる薄手のパッドや四季布団は、丸めたり三つ折りにしたりできます。
折りたたんだサイズが自治体の基準内に収まれば燃えるゴミ、超えれば粗大ごみ、という判断になります。
この薄手タイプは、買い替えるなら下取りに出せるので、捨てる前に下取りの有無を見ておくと得です。
ベッドマットレス
厚みのあるベッドマットレスは、ほとんどの自治体で粗大ごみのあつかいです。
ただし3分割で届くモデルなら、1枚ずつに分けられるぶん運びやすくなります。
買い替えのタイミングなら、公式の引き取りにまかせるのが手間の面ではいちばん楽です。
捨てる前に製品保証と別売りパーツを確かめる

↑イメージです
へたったから捨てる、と決める前に、保証と部品交換を確かめると捨てずに済むことがあります。
エアウィーヴのベッドマットレス・パッド・敷き布団には、中材に3年間の製品保証がついています。
ふつうに使っていて、中材が決められた以上にへたって変形した場合は、無償で交換してもらえる対象です。
枕は1年間が保証の期間になります。
保証を受けるにはレシートなどの購入記録がいるので、捨てる前に手元を探してみてください。
気をつけたいのは、保証されるのは中材のエアファイバーだけで、カバーは開けたときの不良に限られる点です。
中古で買ったものや、正規のお店以外で買ったものは対象外になります。
保証の期間が過ぎていても、まだ手はあります。
エアウィーヴは中材だけ、カバーだけ、枕のシートコアだけ、という部品の単品買いができます。
へたった中材だけを新しいものに入れ替えれば、丸ごと買い替えずに寝心地を戻せることもあります。
へたりの見極めと買い替えのタイミング
腰まわりに底付き感が出てきたら、それが買い替えを考えるサインです。
毎日同じ場所で寝ていると、腰やお尻のあたりから反発力が落ちてきます。
寝たときに床の硬さを感じる、朝起きて腰が重い、といった感覚が続くなら、へたりが進んだ合図です。
ファイバー系の寿命はおおよそ7〜10年とされますが、使い方でも大きく変わります。
買い替えを決めたら、運び出しの経路も先に見ておくと当日あわてません。
エレベーターに入る大きさか、階段に曲がり角はないか、玄関を通るか、をざっと確認しておきましょう。
エアウィーヴの捨て方でよくある質問
本文で拾いきれなかった細かい疑問を、ここでまとめて解決します。
エアウィーヴは中古でいくらくらいで売れますか
状態のよいパッドで数千円ほどが目安です。
へたりやシミがあると買取不可になりやすく、値がつくのはきれいなものに限られます。
まとめ売りにすると単価が上がることもあります。
引っ越し業者にそのまま引き取ってもらえますか
不用品の回収に対応している引っ越し業者なら、まとめて引き取ってもらえます。
対応の可否や料金は業者ごとに違うので、見積もりのときに一緒に伝えて確認しておくとスムーズです。
カバーだけ捨てたいときは何ゴミですか
カバーはポリエステルの布なので、汚れていなければ古布、汚れていれば燃えるゴミが基本です。
サイズが指定袋に収まれば、そのまま燃えるゴミで出せる自治体が多いです。
ふるさと納税でもらった分も同じ捨て方でいいですか
捨て方は同じで、自治体の粗大ごみか、買い替え時の引き取りが使えます。
ただし保証を受けるには購入記録が必要なので、返礼品の書類は捨てる前に確かめておくと安心です。
まとめ:エアウィーヴの捨て方は買い替えなら公式引き取り、それ以外は粗大ごみ処分がいちばん早い
エアウィーヴは金属を使っていないぶん、捨て方の選択肢が広い寝具です。
買い替えるなら公式の引き取りで運び出しまでまかせるのがいちばん楽で、それ以外なら自治体の粗大ごみが早くて安く済みます。
切って燃えるゴミに出せるかは街によって正反対なので、自分の自治体のルールだけは先に確かめておきましょう。
そして手放すと決める前に、保証と部品交換をひと目確かめてみてください。
捨てなくていい一枚なら、それが一番お金も手間もかからない答えになります。
