ベッドインベッドに布団はいらない?掛け布団なしの寝かせ方と布団どうするか夜寝る時の注意点

ベッドインベッドに布団はいらない?掛け布団なしの寝かせ方と布団どうするか夜寝る時の注意点

ベッドインベッドを用意するとき、布団もいっしょにそろえるべきか、迷いますよね。

ベッドインベッドを使うなら

掛け布団も、下に敷く敷布団も、基本はいりません

必要なのは、ベッドインベッド本体についているマットと、着る布団(スリーパー)だけです。

ややこしいのは、ひとことで「布団」と言っても、じつは3つのものを指しているところ。

その3つで答えが変わるので、まず下の早見表で切り分けてみます。

スクロールできます
布団の種類いる?いらない?
掛け布団
(上からかけるもの)
いらない
1歳までは使わないほうが安心
下に敷く敷布団
マットレス
基本いらない
本体マットで足りる
本体についているマット
(敷きの役割)
これは必要
最初からセットになっている

つまり、追加で布団を買い足す必要はほとんどありません。

ここから、なぜそう言えるのか、寒い時期や夜はどうするのかを、ひとつずつ見ていきます。

目次

ベッドインベッドに掛け布団はいらない理由

掛け布団はいりません。

1歳になるまでは、掛け布団を使わないほうが安心とされています。

いちばんの理由は、赤ちゃんが自分で布団を払いのけられないからです。

掛け布団が顔にかかっても、低月齢の赤ちゃんは手でどけることができません。

そのまま口や鼻がふさがると、窒息のリスクにつながります。

これは布団が重いか軽いかに関係なく起こります。

ベッドインベッドの本体マットと敷布団と掛け布団の位置関係を切り分けた図

公的な機関も、同じ方向で呼びかけています。

  • こども家庭庁は、1歳になるまでは掛け布団を使わず、スリーパーなどの着るものや空調で寒さを調整すると安心、と案内しています
  • 消費者庁も、掛け布団は赤ちゃんが払いのけられる軽いものにし、顔にかからないようにと呼びかけています
  • ぬいぐるみやタオルなど、顔を覆うものも寝床のまわりに置かないほうがよいとされています

ここで気をつけたいのが、少し前と今とで、案内の中身が変わっている点です。

こども家庭庁は以前、「軽い掛け布団を選びましょう」という案内でした。

それが近年、「掛け布団は使わないで」と、より踏み込んだ表現に変わっています。

そのため、「軽い掛け布団ならOK」「敷布団を2枚重ねて温かく」と書いている古い記事は、今の案内とずれています。

迷ったら、掛け布団は足さない、を基本にしておくと安心です。

ベッドインベッドがあれば大人の寝返りでつぶす心配は減らせますが、掛け布団が顔にかかるリスクは別の話。「囲いがあるから掛け布団も大丈夫」ではない点だけ覚えておくと安心です。

安全な睡眠環境のくわしい案内は、こども家庭庁消費者庁のページで確認できます。内容は見直されることがあるので、最新は各公式で確かめてください。

掛け布団を使わないなら寒さ対策はスリーパーと室温で

掛け布団を使わなくても、寒さは着る布団と部屋の温度で十分カバーできます。

主役になるのが、スリーパーです。

スリーパーは「着る布団」とも呼ばれる、ベストのような形の寝具です。

肩から足元まで包んでくれて、赤ちゃんが動いても顔にかかりません。

蹴っても脱げないので、布団をはいで寝冷えする心配も減ります。

寒い時期の寒さ対策は、次の3つを組み合わせると考えやすいです。

  • スリーパーを着せる
    季節に合わせて、夏は薄いガーゼ、冬はあたたかい生地を選ぶ
  • 部屋の温度を整える
    冬は20〜23℃くらいが目安。大人が少し肌寒いと感じるくらいがちょうどいい
  • 服で微調整する
    肌着+パジャマなど、重ね着で足したり減らしたりする

まだ寝返りをしないうちは、おくるみ(スワドル)でくるむ方法もあります。

逆に気をつけたいのが、温めすぎです。

寒そうだからと厚着させたり布団を重ねたりすると、体に熱がこもりすぎてしまいます。

赤ちゃんは大人より暑がりなので、掛けるものは大人より1枚少なめが基本です。

  • 寒さは「掛ける」より「着せる+部屋を温める」で対応する
  • 目安は大人が肌寒いくらい。あたためすぎない
  • 迷ったら、掛け布団ではなくスリーパーを選ぶ

ベッドインベッド本体の下に敷布団やマットレスはいるのか

ベッドインベッドには最初からマットがついています。

そのため、下にわざわざ敷布団やマットレスを重ねる必要は、基本ありません。

ただ、どこに置くかで、下に敷くものの考え方が少し変わります。

大人用ベッドの上にベッドインベッドを置いた配置と本体マットの位置関係

大人のベッドやマットレスの上に置く場合

この場合は、そのまま置くだけで大丈夫です。

下に敷布団を足す必要はありません。

置く前に、大人のベッドの幅とベッドインベッドの幅を確かめておくと、はみ出しや落下を防げます。

床に直接置く場合

床置きだと、底冷えが気になることがあります。

その場合は、ラグや薄手のマットを床に敷いて、冷気をやわらげる方法があります。

ここで大事なのは、赤ちゃんが乗る本体マットは、硬めで平らなまま保つことです。

本体マットの上に、ふかふかの敷きパッドやクッションを足すのは避けます

柔らかくて沈み込む寝床は、うつぶせになったとき顔が埋まり、窒息のリスクが上がるためです。

消費者庁も、敷き布団やマットレスは固めのものを、と呼びかけています。

冷え対策は「本体マットの下(床側)」で、寝心地は硬め平らのまま、と覚えておくとシンプルです。

ベッドインベッドとベビー布団はどっちがいいのか

そもそもベッドインベッドとベビー布団で迷っている人も多いはずです。

大きな違いは、置く場所と、使える期間です。

スクロールできます
ベッドインベッドベビー布団
置き場所大人のベッドや
布団の上・横
床や畳の上
添い寝の近さすぐ隣で
寝顔が見える
並べれば近いが
距離は出やすい
使える期間短め
(寝返り開始まで)
比較的長め
収納
持ち運び
コンパクトで運びやすいたためるが少しかさばる

選び分けの目安は、こう考えるとわかりやすいです。

  • 寝室が狭い・すぐ隣で寝顔を見たいなら、ベッドインベッドが向いています
  • できるだけ長く使いたい・床でしっかりスペースを取れるなら、ベビー布団が向いています

注意したいのは、ベッドインベッドは使える期間が短いことです。

寝返りを始める生後4〜6か月頃には、フレームを乗り越えてしまうため卒業が近づきます。

寝返りが始まると卒業のサイン。そのあとの寝床(ベビー布団やベビーベッドなど)も、早めにイメージしておくと慌てずにすみます。

夜ベッドインベッドで寝かせるときに気をつけたいこと

夜寝かせるときの基本は、あお向けで寝かせて、まわりに何も置かないことです。

ベッドインベッドは、大人の寝返りによる圧迫を減らせるのがメリットです。

ただ、フレームがあっても、掛け布団やまわりのものが顔にかかるリスクまではなくなりません。

そこで、公的な案内をもとにした基本を、寝床づくりの土台にすると安心です。

  • あお向けで寝かせる
  • 本体マットは硬めで平らなものを保つ
  • 掛け布団・ぬいぐるみ・タオルなど、顔を覆うものを置かない
  • 製品は説明書と対象月齢を守って使う
あお向けで寝る赤ちゃんとスリーパー、まわりに物を置かないベッドインベッドの寝床

ひとつ、正直にお伝えしておきたいことがあります。

ベッドインベッドそのものの安全性については、まだ研究が十分ではないという専門家の指摘もあります。

だからこそ、「これがあれば絶対に安全」と考えず、あお向け・硬い平ら・何も置かない、という基本を守ることが大切です。

赤ちゃんの体質や発育には個人差があります。

気になることがあれば、かかりつけの小児科や自治体の保健センターに相談すると安心です。

ベッドインベッドと布団についてよくある質問

本文で触れきれなかった細かい疑問を、まとめて整理しました。

ベッドインベッドはいつまで使えるのか

寝返りを始める生後4〜6か月頃までが目安です。

フレームを乗り越えるようになったら卒業のサインなので、無理に使い続けないほうが安心です。

毛布はかけてもいいのか

毛布も掛け布団と同じで、顔にかかると払いのけられず窒息のリスクがあります。

1歳になるまでは避けて、スリーパーで代えるのがおすすめです。

夏はどうすればいいのか

肌着に薄手のガーゼスリーパーを合わせ、室温は26〜28℃くらいを目安にします。

汗をかきやすいので、通気性のよい素材を選ぶと過ごしやすくなります。

本体のマットやカバーは洗えるのか

洗えるかどうかは製品によって変わります。

カバーやパッドを洗濯機で洗えるタイプが多いので、購入前に説明書で洗える範囲を確かめておくと安心です。

自分の家に合った布団の使い方で安心して添い寝を

最後に、自分の状況ごとに布団をどうするかを、一覧で整理します。

スクロールできます
自分の状況布団をどうするか
大人のベッドで
添い寝したい
本体マットのまま
掛け布団なし
スリーパーで調整
床の布団で
添い寝したい
床側にラグ等で底冷え対策
本体マットは硬め平ら
掛け布団なし
買うか迷っている寝室の広さと使う期間で
ベッドインベッドか
ベビー布団を選ぶ

結論はシンプルで、掛け布団も下の敷布団も足さず、着る布団で寒さを調整する、これが基本です。

本体マットを硬め平らに保ち、まわりに何も置かなければ、寝床としての土台は整います。

そのうえで判断に迷うことがあれば、かかりつけの小児科や自治体の保健センターに相談して、自分の家に合ったかたちを見つけてください。

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