ジェラピケの洗濯は洗濯機でOK!ふわふわを守る洗い方と頻度・ゴワゴワを戻すコツ|ジェラードピケ

ジェラピケの洗濯は洗濯機でOK!ふわふわを守る洗い方と頻度・ゴワゴワを戻すコツ

ジェラピケは洗濯機でも洗えます

ただし、ぬるま湯・おしゃれ着用の洗剤・洗濯ネット・平干しの4つを外すと、あのふわふわはもう戻ってきません。

手元の1着がどのルートで洗えるか、まず下の表で確認してみてください。

スクロールできます
素材手洗い洗濯機
(手洗い・ドライコース)
乾燥機
ジェラート
毛足が長いモコモコ

いちばん安全

ネット必須
ゴワつきやすい
×
スムーズィー
毛足が短くなめらか

ネットと
やさしいコースなら
×
パウダー・スフレ
モコモコ系
×
アクアドライ
コットン系
×

ジェラートピケの公式サイトは、どの素材でも手洗いをすすめています。

とはいえ、毎回それをやるのは正直きついので、ここから先は

「どこまで手を抜けて、どこから先は抜いたらダメか」

まで含めて順に見ていきます。

目次

ジェラピケは洗濯機で洗える 正解が変わるのは素材のほう

ジェラピケを洗濯機で洗ってはいけない、というルールはありません

洗い方の正解を決めているのは「洗濯機か手洗いか」ではなく、その1着がどの素材でできているかです。

ここを先に押さえておくと、あとの手順がぜんぶ腑に落ちます。

公式が手洗いをすすめる理由と 洗濯機でも大丈夫な理由

ジェラートピケの公式サイトでは、長く着るためにどの素材も手洗いをすすめる、という案内が出ています。

出典:gelato pique 洗濯表示について

これは「洗濯機は禁止」という意味ではなく、「いちばん傷まないのは手洗いですよ」という推奨です。

そもそもジェラピケが傷む原因は、水でも洗剤でもなく摩擦と熱です。

洗濯機のふつうのコースは、水流で洗濯物同士をぶつけ合って汚れを落とす仕組みなので、毛足がこすれて絡まり、乾いたときにゴワゴワになります。

逆に言えば、その摩擦さえ減らせれば洗濯機でも成立します。

ジェラピケに多く使われているのはポリエステル・ナイロン・レーヨン・ポリウレタンといった化学繊維です。熱に弱い繊維なので、乾燥機だけは素材を問わず避けるのが無難です。

素材でここまで変わる ジェラートとスムーズィーの分かれ道

ジェラートピケのルームウェアは、大きく5つの素材に分かれています。

  • ジェラート
    毛足が長くてあたたかい、冬の看板素材
  • スムーズィー
    毛足が短めで、するっとした肌ざわり
  • パウダー
    モコモコであたたかく、汗を吸って乾きやすい
  • スフレ
    保湿性に優れたやわらかい素材
  • アクアドライ
    吸水速乾で蒸れにくい、夏向きの素材

洗濯で分かれ道になるのは、毛足が長いか短いかです。

ジェラートのように毛足が長い素材は、毛が寝たり絡まったりするだけでゴワゴワに見えます。

1本1本が長いぶん、こすれたときに絡まる面積も大きくなるからです。

スムーズィーやアクアドライのように毛足が短い素材は、そもそも絡まる余地が少ないので、洗濯機のやさしいコースでも質感が落ちにくいです。

ジェラートピケのジェラート素材とスムーズィー素材を並べて毛足の長さを比べたところ

タグに素材名が書いていないときは、生地をなでてみてください。指が沈むくらい毛足が長ければジェラート系、さらっと滑れば短毛系と考えて大きく外れません。

タグの洗濯表示だけは先に見る

素材の見当がついても、最後に判断するのは服についているタグです。

見るのは、いちばん左のマークだけで足ります。

  • 洗濯おけのマーク
    家の洗濯機で洗える。中の数字は液温の上限
  • おけに手が入ったマーク
    手洗いのみ。洗濯機は使わない
  • おけにバツのマーク
    家では洗えない。クリーニング行き
  • 四角に丸とバツのマーク
    乾燥機は使えない

マークの意味は、ジェラートピケの公式サイトにも一覧で載っています。

手洗いマークが付いているのに洗濯機に入れて縮んだり伸びたりしても、それは自己責任の範囲になってしまうので、ここだけは30秒かけて確認する価値があります。

手間と生地ダメージの早見表

手洗いが正解なのはわかっていても、毎回できるかどうかは別の話です。

そこで、洗い方を3つのルートに分けて、かかる手間と引き換えに何を失うのかを並べてみました。

スクロールできます
ルートかかる手間失うもの向いている人
A
手洗い
押し洗い+平干し
15〜20分
+乾くまで半日
ほぼなし買ったばかりの1着
毛足の長いジェラート
B
洗濯機の
やさしいコース
ネット
+おしゃれ着洗剤
+平干し
3分
+乾くまで半日
毛足の立ちが
少しずつ寝る
週に何度も着る人
毛足が短い素材
C
ふつうの洗濯
他の服と
一緒に標準コース
ほぼゼロふわふわ
数回で戻らなくなる
おすすめできない

手を抜くならBまで、Cに落とすと戻れなくなる

これがいちばん実用的な線引きです。

Bのルートでも、ネット・おしゃれ着洗剤・平干しの3つさえ守れば、何年も着られている人はふつうにいます。

ジェラピケの洗い方 手洗いと洗濯機それぞれの手順

ジェラピケの洗濯の仕方は

30℃前後のぬるま湯・おしゃれ着用の中性洗剤・押し洗い・短い脱水・平干しの5つで組み立てます

手洗いでも洗濯機でも、この5つの考え方は変わりません。

まず洗剤の話から片づけます。

洗剤はおしゃれ着用の中性洗濯洗剤を選ぶ

ふだんの洗濯洗剤ではなく、おしゃれ着用の中性洗剤を使ってください。

理由はシンプルで、ふだん使いの洗剤は汚れを落とす力を上げるために弱アルカリ性になっているものが多く、繊維にとってはきつすぎるからです。

おしゃれ着用は中性なので、洗浄力はおだやかなかわり、生地の毛羽立ちや縮みを抑えられます。

ルームウェアの汚れは、外で着る服とちがって汗と皮脂がほとんどです。

中性洗剤の洗浄力でじゅうぶん落ちます。

  • エマール(花王)
    おしゃれ着洗いの定番。伸びやヨレを整える方向の洗剤で、淡い色の多いジェラピケと相性がいい
  • アクロン(ライオン)
    こちらも定番。毛玉やテカリまで見てくれるタイプ
  • ラボン シャレボン
    中性で、洗浄成分が植物由来。部屋干しのにおいを抑えたい人に
  • ジェラートピケの洗剤・柔軟剤
    ブランドから専用のランドリーグッズが出ている。迷いたくない人はこれがいちばん早い

柔軟剤は「あると仕上がりが変わる」レベルではなく、ふわふわを維持する主戦力です。

成分が繊維の表面をコーティングして毛どうしの滑りをよくするので、絡まりにくくなります。

ただし入れすぎは逆効果で、繊維が重くなって毛足が寝てしまうので、パッケージの適量を守るのが結局いちばん仕上がります。

手洗いの手順

手洗いの手順は次のとおりです。

用意するのは、大きめの洗面器かたらい、おしゃれ着用洗剤、柔軟剤、洗濯ネット、厚手のバスタオルの5つです。

①裏返して軽くたたむ

洗う前に裏返します。

表側の毛足を内側にしまうことで、水の中で毛がこすれるのを減らせます。

裏返したら、型崩れを防ぐために軽くたたんでおきます。

目立つ汚れやシミがあるときは、この段階でおしゃれ着洗剤を直接つけて、布でポンポンと叩いて浮かせます。

ゴシゴシこすると、その部分だけ毛が寝て跡になるので押さえるだけにしてください。

②洗濯ネットに入れる

たたんだ状態のまま洗濯ネットに入れます。

手洗いなのにネット、と思うかもしれませんが、ネットに入れておくと形が崩れず、そのまま脱水にも持っていけるので工程がラクになります。

ネットは、薄いペラペラのものより厚みとクッション性があるもののほうが摩擦を減らせます。

ボタンやファスナーがある服は、全部留めてから入れると引っかかりを防げます。

③30℃前後のぬるま湯で押し洗い

洗面器に30℃くらいのぬるま湯を張り、おしゃれ着用洗剤を適量溶かします。

手で触ってほんのり温かい、くらいの温度です。

熱いお湯は、汚れは落ちやすくなるかわりに繊維が縮んで肌ざわりが変わるので使いません。

ネットごと沈めたら、両手で押して、持ち上げて、また沈める動きを20〜30回くり返します。

片面が終わったら裏返して、同じ回数だけ押します。

こする・もむ・ねじるは全部NGです

毛が絡まる原因はほぼここにあります。

洗面器のぬるま湯の中で両手を広げてジェラピケを押し洗いしている手元

④ぬるま湯ですすぐ

洗面器のお湯を捨てて、新しいぬるま湯に入れ替えます。

また押して持ち上げる動きを20〜30回。

これを2〜3回くり返して、泡が出なくなったらすすぎ完了です。

すすぎのお湯も30℃前後に揃えてください。途中で冷水に切り替えると、急な温度差で繊維が縮む原因になります。

⑤柔軟剤に3〜5分つけ置く

新しいぬるま湯に柔軟剤を溶かし、そこに3〜5分つけ置きします。

ここは待つだけなので、手を離してかまいません。

時間がきたら、もう一度ぬるま湯を入れ替えて2〜3回押してすすぎます。

⑥脱水は短時間かタオルドライ

ここがいちばん失敗しやすいところです。

手でぎゅっと絞るのは絶対にやめてください。

ねじった形がそのまま毛の向きとして残り、乾いたときに一部だけゴワつきます。

取れる手は2つです。

  • 洗濯機で短く脱水する
    ネットに入れたまま30〜60秒。長くても1分で止める
  • タオルドライする
    厚手のバスタオルで挟んで、上から体重をかけて押す。水がポタポタ落ちなくなればOK

ジェラピケはかなり水を含むので、タオルドライはお風呂場でやると床が濡れずに済みます。

洗濯機で洗うときの設定とドラム式で気をつけること

洗濯機を使うときは、手洗いコースかドライコースを選び、おしゃれ着用洗剤と柔軟剤を入れる

これだけです。

やることは手洗いとほぼ同じで、押し洗いの部分を機械に任せる形になります。

  • 裏返してたたみ、洗濯ネットに入れる
    ここを飛ばすと洗濯機で洗う意味がなくなる
  • 他の洗濯物と一緒に入れない
    タオルやデニムと混ぜると、その摩擦で毛が絡まる
  • 手洗いコースかドライコースを選ぶ
    機種によっては「おうちクリーニング」「ソフト」などの名前になっている
  • 液温は40℃以下、できれば30℃前後
    設定できる機種なら下げておく
  • 脱水は最短に設定する
    コースにおまかせにすると回しすぎることがある

ドラム式を使っている場合は、もう少し慎重になったほうがいいです。

ドラム式は、洗濯物を持ち上げて落とす叩き洗いで汚れを落とす仕組みなので、縦型の水流よりも毛足に衝撃が加わります。

ドライコースにすれば叩く動きは弱まりますが、毛足の長いジェラート素材だけは手洗いに寄せたほうが結果が安定します。

ドラム式でいちばん怖いのは、洗いより「洗濯から乾燥まで自動」の設定です。乾燥まで通ってしまうと、そこで終わります。コース選択のときに乾燥がオフになっているか、一度だけ確認してみてください。

乾燥機とコインランドリーを使わないほうがいい理由

ジェラピケで唯一「絶対にやらないほうがいい」のが乾燥機です

ここまでの話には「まあやってもいい」の余地がありましたが、乾燥機だけは違います。

理由は、ジェラピケの主役であるモコモコ素材が熱にとても弱いからです。

ポリエステルやナイロンは熱風を当て続けると繊維が縮んで固まり、あの毛足が二度と立ち上がらなくなります。

起きるのは、こういうことです。

  • 毛足が固まってパリパリの肌ざわりになる
  • サイズが縮む
  • 逆に生地が伸びて形が変わる
  • 薄い部分に穴が開く

コインランドリーの乾燥機は、家庭用より温度も風量も強いので、さらに危険度が上がります。

洗濯機が壊れてコインランドリーを使うしかない、という場面でも、乾燥だけは持ち帰って干すのが安全です。

どうしても急いで乾かしたいときは、ドライヤーの冷風を離して当てる方法があります。

温風にしてしまうと乾燥機と同じことになるので、そこだけは間違えないでください。

干し方は平干しと陰干しの二段構え

ジェラピケの洗濯は、干し終わるまでが本番です。

守るのは2つだけで、平干し陰干しです。

ハンガーに掛けるのがダメな理由は、水を含んだジェラピケがとても重いからです。

肩の一点で全体の重さを支えることになり、乾くころには首もとが伸び、肩にハンガーの跡が残ります。

平干しネットがあれば、その上に広げて置くだけで終わりです。

持っていない場合は、乾いたバスタオルを床やテーブルに敷いて、その上に形を整えて広げてもかまいません。

物干し竿しかないときは、ハンガーを2本並べて、その2本にまたがるように服を渡すと重さが分散します。

ジェラピケのパーカを平干しした場合とハンガー干しした場合の型崩れの違いを並べて比較

陰干しにするのは、日焼けを避けるためです。

ジェラピケは淡いパステルカラーが多いので、直射日光に当てると色が抜けたり黄ばんだりして目立ちます。

風通しのいい日陰か、部屋の中でサーキュレーターを当てるのがちょうどいいです。

半乾きのタイミングを覚えておいてください。この状態でブラシをかけると、ふわふわの戻り方が段違いになります。やり方は次の見出しで説明します。

洗濯後にゴワゴワ・伸びる・臭うときの立て直し方

洗濯後にジェラピケがダメになったと感じても、ほとんどの場合はまだ戻せます

ゴワゴワ・伸び・臭いは、それぞれ原因が違うので打ち手も別々です。

症状ごとに見ていきます。

ゴワゴワからふわふわに戻すのはブラッシング

洗濯するとゴワゴワになるのは、生地が硬くなったからではありません。

毛足が寝て、絡まって、固まっているだけです。

だからやることは、絡まった毛をほどいて起こしてあげること、これに尽きます。

使うのは衣類用のブラシです。

毛先がやわらかい獣毛タイプか、犬の毛づくろいに使うスリッカーブラシが向いています。

硬い豚毛の靴ブラシのようなものは、毛足を引きちぎるので使わないでください。

タイミングにコツがあります。

毛足の長いジェラート素材は、半乾きの状態でブラシをかけると戻り方が変わります

まだ水分が残っている毛はやわらかく、方向を変えやすいからです。

完全に乾ききってからだと、寝た形のまま固定されているので、同じ回数をかけても戻り幅が小さくなります。

  • 半乾きになるまで待つ
    触って少しひんやりするくらい
  • 毛の流れに沿って軽くとかす
    力はほぼ要らない。ブラシの重さだけで足りる
  • 固まっている場所は少しずつほぐす
    お尻・ひじ・脇など、こすれる部分に固まりが出やすい
  • そのまま乾かしきる
    起きた毛の向きが固定される
ジェラピケの袖を半分だけブラッシングして毛足の起き上がり方を比べたところ

スチームアイロンを使う手もあります。

生地から10cmほど離して蒸気だけを当て、繊維に湿気を含ませてから、その状態でブラシをかけます。

アイロン面を生地に押し当てるのは、熱で毛が溶けるのでやめてください。

伸びるのを止めるのは干すときの一手間

ジェラピケが伸びる原因は、ほぼ2つしかありません。

濡れた状態の重みと、洗濯機の中で引っぱられることです。

伸びた場所たいていの原因次からの対策
首もと・肩濡れたまま
ハンガーに掛けた
平干しに変える
袖口・裾他の洗濯物に
絡んで引っぱられた
洗濯ネットに入れる
全体がだるっと脱水しすぎ
または乾燥機
脱水は60秒まで
一部だけ
ヨレヨレ
手でねじって
絞った
タオルドライに変える

正直なところ、いちど伸びてしまった生地を完全に元のサイズへ戻すのは難しいです。

ただ、軽い伸びなら手はあります。

次に洗うとき、伸びた部分を本来の形に整えてから平干しすると、少し戻ります。

おしゃれ着用洗剤には、伸びやヨレを整える方向のものがあるので、そういう洗剤に替えるのも一手です。

臭いが取れないときの最後の手

洗ったのに臭いが残るときは、汗や皮脂が繊維の奥に残って菌が増えている状態です。

ジェラピケは毛足の間に汚れが入り込みやすいので、ふつうに洗うだけだと落としきれないことがあります。

段階を踏むとこうなります。

  • まず消臭タイプの柔軟剤に替える
    軽い臭いはこれでおさまることが多い
  • それでも残るなら漂白剤でつけ置き
    30℃くらいのぬるま湯に酸素系漂白剤を溶かし、30分〜1時間つける
  • つけ置きのあとは必ず洗い直す
    漂白剤が残ると生地が傷む

塩素系の漂白剤は色が抜けるので使えません。

ボトルに酸素系と書いてあるものを選んで、洗濯表示の漂白マークにバツが付いていないことも見ておいてください。

生乾きの臭いなら、原因は洗い方ではなく乾かし方です。ジェラピケは厚みがあって乾きにくいので、風を当てて乾く時間そのものを短くするほうが早く解決します。

乾燥機にかけてしまったあとにできること

もうやってしまった、という場合の話をします。

正直に言うと、熱で繊維が縮んで固まってしまったものは、完全には戻りません

ただ、症状によって手の残り方は違います。

スクロールできます
症状戻せる見込みやること
毛足が寝ただけかなり戻る洗い直して
半乾きで
ブラッシング
パリパリに
固まった
部分的に戻る柔軟剤につけ置き
→ブラッシング
サイズが縮んだほぼ戻らないクリーニングに相談
穴が開いた戻らない買い替えを考える

毛足が寝ただけなら、もう一度おしゃれ着洗剤と柔軟剤で洗い直して、半乾きでブラシをかけると想像よりは戻ります。

あきらめる前に、1回は試してみる価値があります。

自力で戻らないときはクリーニングのリファイン加工

ブラッシングでも柔軟剤でも戻らないときの出口が、クリーニングです。

出すときは、ドライクリーニングにリファイン加工というオプションを足してもらいます。

リファイン加工は、繊維に油分を補って風合いや発色を立て直す仕上げのことです。

お店によって名前が違ったり、そもそも取り扱いがなかったりするので、持ち込む前に電話で聞いておくと二度手間になりません。

クリーニング代とジェラピケの値段を並べて考えると、1着だけ出すのは割に合わないこともあります。何着かまとめて出すか、思い入れのある1着だけにするか、というあたりが現実的な線です。

ジェラピケを洗う頻度と 洗濯をラクにするやりくり

ジェラピケを洗う頻度は、週2〜3回が目安です

着るたびに洗うと生地の寿命が縮み、洗わなさすぎると別の問題が出ます。

その真ん中がこのあたり、という話です。

洗う頻度の目安は着方で変わる

同じ週2〜3回でも、どう着ているかで最適解はずれます。

スクロールできます
着方洗う頻度の目安理由
ルームウェアとして
1日じゅう着る
週2〜3回食事・家事で
汚れが付き
汗もかく
パジャマとして
寝るときだけ
週1回着ている時間が短い
ただし寝汗は付く
夏場・暖房の
効いた部屋
2〜3日に1回汗を放置すると
黄ばみと臭いになる
ときどきしか着ない2週間に1回着用時間で判断する

迷ったら「2回着たら洗う」と決めてしまうのがラクです。

数えるものが減るぶん、悩む時間がなくなります。

洗濯しないままでいるとどうなるか

洗うたびに傷むなら、いっそ洗わないほうが長持ちするのでは、という発想はよくわかります。

ただ、これは長い目で見ると損をします。

見た目がきれいでも、着ている以上は汗と皮脂が生地に入っているからです。

人は寝ている間だけでもコップ1杯分の汗をかくと言われています。

放っておくと、こうなります。

  • 皮脂が酸化して黄ばむ
    時間が経つほど落ちにくくなる
  • 臭いが定着する
    洗っても取れない臭いはここから始まる
  • ダニやカビが増える
    皮脂はダニのえさになる
  • 結局こすり洗いすることになる
    汚れが落ちなくなり、やさしく洗えなくなる

皮肉なことに

洗わないでいると、最後には強く洗わざるをえなくなります

やさしく定期的に洗うほうが、生地には結局やさしいです。

洗濯がめんどくさい人が回数そのものを減らす4つの手

手洗いがめんどくさい、という気持ちに対する答えは「がんばって手洗いしましょう」ではないと思っています。

1回の洗濯をラクにするより、洗う回数そのものを減らすほうが効きます。

汚れなければ、洗う理由がなくなるからです。

  • 下にインナーを1枚着る
    汗と皮脂の大半をインナーが受け止める。インナーだけ毎日ふつうに洗えばいいので、いちばん効果が大きい
  • 脱いだらブラシをかける
    ホコリと軽い汚れが落ち、毛足も起きる。10秒で終わるうえ、ふわふわの維持にもなる
  • 汚れた場所だけ部分洗いする
    袖口に食べこぼしが付いただけなら、そこだけ洗剤を付けて叩けば済む
  • 2着で回す
    1着を洗っている半日を、もう1着でしのげる。買い足しは出費に見えて、1着あたりの着用回数が半分になるので寿命は伸びる

この4つを回すと、洗濯の頻度は自然と下がります。

そのうえで、たまに来る洗濯の日だけ手洗いする、という運用ならたぶん続きます。

ブランケット・ぬいぐるみ・ソックスの洗い方

ジェラートピケにはウェア以外のアイテムもたくさんあります。

考え方はウェアと同じで、ぬるま湯・おしゃれ着洗剤・ネット・平干しの4点セットです

変わるのは、大きさと中身の扱いだけです。

ブランケットは洗濯ネットに入るかどうかで分かれる

ブランケットの洗濯でつまずくのは、たいてい大きさです。

判断はシンプルで、たたんで洗濯ネットに収まるかどうかで分かれます。

  • ネットに入る大きさなら
    ウェアと同じ手順でいける。屏風だたみにしてネットへ
  • ネットに入らないなら
    浴槽で手洗いする。お湯を張って押し洗いし、栓を抜いて水を切る

浴槽で洗う場合、いちばんの難関は水を含んだブランケットの重さです。

持ち上げると、その重みで生地が伸びます。

栓を抜いて水が抜けきるまで浴槽に置き、足で軽く踏んで水を出してから運ぶと、伸びを防げます。

干すときも、竿1本に掛けると折り目に重さが集中するので、竿2本にまたがせるか、竿にM字に掛けて面で支えてください。

ぬいぐるみは洗えるものと洗えないものがある

ぬいぐるみの洗濯は、ウェアより先に確認することがあります。

そもそも洗えるものかどうかです。

タグに洗濯おけのマークがなかったり、バツが付いていたりする場合は、水につけた時点で中綿が固まって二度と戻りません。

目や鼻のパーツ、リボン、刺しゅうが付いているものも、水洗いで色が出ることがあります。

洗える表示があった場合の流れはこうです。

  • 目立たない場所で色落ちを見る
    洗剤を付けた白い布で軽く押さえ、色が移らないか確かめる
  • 洗濯ネットに入れる
    形が崩れないよう、ぴったりめのサイズで
  • ぬるま湯で押し洗いする
    ふだんより回数は少なめ。中綿が寄るのを防ぐ
  • 脱水は最短、乾燥は完全に乾くまで
    中綿が乾ききらないとカビの原因になる。数日かかることもある
ジェラートピケのぬいぐるみを洗濯ネットに入れて洗う準備をしたところ

乾かすときは、風通しのいい日陰でネットに載せて転がしながら干すと、中綿が片寄りにくくなります。乾いたあとにブラシをかけると、毛足が起きて見た目が戻ります。

ソックスとルームシューズは他の洗濯物と分ける

ソックスやルームシューズは小さいので、つい他の洗濯物にまぎれ込ませてしまいがちです。

ここが落とし穴で、小さいものほど洗濯機の中で他の衣類の間にはさまり、強い摩擦を受けます。

小さめの洗濯ネットにまとめて入れ、ウェアと同じやさしいコースで洗ってください。

ルームシューズは底に汚れがたまるので、洗う前に底面だけブラシで払っておくと落ちがよくなります。

ジェラピケの洗濯で残りやすい疑問

ここまでで触れきれなかった細かい疑問を、まとめて片づけておきます。

ジェラピケにできた毛玉はどう取ればいい

毛玉取り器は使わないでください。

毛足ごと刈り取ってしまい、その部分だけ薄くなります。

小さなはさみで毛玉の根元だけを切るか、生地を平らに広げて衣類用ブラシで毛玉をほぐすのが安全です。

そもそも毛玉はこすれた場所にできるので、裏返してネットに入れる習慣がいちばんの予防になります。

ジェラピケはクリーニングに出せる

出せます。

洗濯表示にドライクリーニングのマークがあれば問題ありません。

ゴワつきを戻したいときは、ドライクリーニングにリファイン加工を足してもらうと風合いが立て直せます。

ただし店によって加工の取り扱いが違うので、持ち込む前に確認しておくと安心です。

ジェラピケは何年くらい着られる

洗い方と着る頻度で大きく変わるので、何年と言い切れるものではありません。

目安になるのは年数より洗った回数のほうです。

毎日着て毎回ふつうに洗濯機で回せば1シーズンで質感が落ち、週2〜3回をやさしく洗っていれば数シーズン持つ、という差が出ます。

毛足が寝ただけなら戻りますが、繊維そのものが薄くなったり穴が開いたりしたら替えどきです。

柔軟剤は毎回入れたほうがいい

毛足の長いモコモコ素材なら、毎回入れる価値があります。繊維の滑りがよくなって毛が絡まりにくくなるからです。

入れすぎると逆に毛足が寝るので、パッケージの適量を守ってください。

コットンやガーゼ系のジェラピケなら、毎回でなくてもかまいません。

ジェラピケの洗濯はぬるま湯とやさしさと平干しで決まる

結局のところ、ジェラピケの洗濯で覚えることは多くありません。

30℃前後のぬるま湯・おしゃれ着用の中性洗剤・こすらない・平干し

この4つを外さなければ、洗濯機を使ってもふわふわは残ります。

逆に、ここだけは譲れないという線も、はっきりしています。

  • 手を抜いていいところ
    手洗いを洗濯機のやさしいコースに替える
  • 抜いたらダメなところ
    裏返してネットに入れる
    おしゃれ着洗剤
    平干し
  • 絶対にやらないこと
    乾燥機にかける

ゴワゴワになっても、半乾きのブラッシングでかなり戻ります。

失敗しても、たいていの場合はまだ手が残っています。

まずは、次に洗う1着のタグをめくって、洗濯表示のマークだけ見てみてください。

手洗いマークか、洗濯おけマークか。

そこが決まれば、あとはこの記事の手順をなぞるだけです。

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