リカバリーウェアは、ほとんどの製品で乾燥機が使えません。
洗濯タグに「タンブル乾燥禁止」のマークが入っているものがほとんどで、これはドラム式洗濯機の乾燥機能もコインランドリーの乾燥機もふくみます。
ただ、ここはよく誤解されるところなのですが、乾燥機がダメな理由は、疲労回復の機能が飛んでしまうからではありません。
熱と回転で生地が縮んだり型くずれしたりして、服そのものが先にダメになるから
です。
主なブランドの対応をまとめると、こうなります。
| ブランド | 乾燥機 | すすめられている 乾かし方 |
|---|---|---|
| BAKUNE (テンシャル) | ❌ | 陰干し |
| ベネクス (VENEX) | ❌ | 陰干し |
| ReD (エムティージー) | ❌ | 陰干し |
| リカバリーケアプラス (AOKI) | ❌ | 日陰のつり干し |
| リカバリーウェア (ニトリ) | ❌ | 自然乾燥 |
| メディヒール (ワークマン) | ❌ | 日陰のつり干し |
見てのとおり、ブランドを選べば乾燥機が使える、という話ではないんです。
そのうえで気になるのは、陰干し以外にどこまで機械の力を借りていいのか、というところだと思います。
- 手持ちの1着が乾燥機OKかNGかを、タグ5秒で見分ける方法
- 乾燥機がダメな本当の理由(機能は消えません)
- BAKUNE・ベネクス・ReD・AOKI・ニトリの対応ブランド一覧
- 浴室乾燥や除湿機はセーフなのか、その切り分け方
- もう乾燥機にかけてしまったときにやること
- 乾かす前の洗濯で外してはいけないポイント
リカバリーウェアは乾燥機で乾かせるのかとNGになる理由

リカバリーウェアが乾燥機OKかは洗濯表示のマークで確認できる
手持ちの1着が乾燥機を使えるかどうかは、ネットで調べるより先に、タグを見るのがいちばん早いです。
探すのは四角のなかに丸が描かれたマークひとつだけ。
このマークが乾燥機(タンブル乾燥)の可否をあらわしていて、見分け方はシンプルです。
| マークの中身 | 意味 | できること |
|---|---|---|
| 丸にバツ | タンブル乾燥禁止 | 乾燥機は使えない |
| 丸のなかに点が1つ | 低温で乾燥できる | 60℃まで |
| 丸のなかに点が2つ | 高温で乾燥できる | 80℃まで |
リカバリーウェアの場合、ほぼ確実に「丸にバツ」が付いています。

たとえばBAKUNEのタグには
- 水温30℃まで
- 非常に弱い洗濯
- 漂白剤禁止
- タンブル乾燥禁止
- 日陰のつり干し
- アイロンは110℃まででスチームなし
- ドライクリーニング禁止
という7つが並んでいます。
AOKIのリカバリーケアプラスなら
- 水温40℃まで
- 非常に弱い洗濯
- 漂白剤禁止
- タンブル乾燥禁止
- 日陰のつり干し
- アイロンは160℃まで
という並びです。
細かい数字はブランドで変わりますが
タンブル乾燥禁止だけは、どこも同じだと思っておいて大丈夫です。
リカバリーウェアが乾燥機NGなのは熱と回転で生地が傷むから
そもそもタンブル乾燥というのは、洗濯物をドラムのなかでぐるぐる回しながら、熱風を当てて乾かすやり方です。
家庭用のドラム式でも60〜80℃くらいの温風が使われます。
つまり「熱」と「摩擦」という、生地に厳しい2つが同時にかかっているわけです。
リカバリーウェアはこの2つに、とくに弱い作りをしています。
- 伸びる素材が熱に弱い
ポリエステルにポリウレタンを混ぜた生地が多く、このポリウレタンが熱で縮んだり劣化したりしやすいです - 肌ざわり重視のやわらかい生地
素肌に着る前提でふんわり仕上げてあるぶん、たたきつけられる摩擦で表面が荒れて毛玉が増えます - ゆったりしたサイズ設計
縮むと、そのゆったり感がまるごと失われます
3つめは、地味に見えていちばん困るところです。
たとえばBAKUNEは、寝返りしやすいようにアームホール(袖ぐり)を広めに取った設計になっています。
ここが縮んで窮屈になると、
寝返りのしやすさという、そのウェアがいちばん大事にしていた部分が先に消えます。
各社が乾燥機を止めている理由の書きぶりも、そろって生地の話です。
- テンシャル(BAKUNE)
生地の傷みにつながる恐れがあるため、乾燥機の使用は推奨していない - ベネクス
繊維の縮みや型くずれなど劣化の恐れがあるため、乾燥機は避けてほしい
どちらも「効果がなくなるから」とは書いていません。
ここが次の話につながります。
乾燥機で疲労回復の効果まで消えるわけではない
ネットの記事を読んでいると
「乾燥機を使うと血行促進の効果が落ちる」
と書いてあるものをよく見かけます。
でも実際にブランドの案内を一つずつ調べ比べてみると
機能そのものは洗濯や乾燥で落ちない
と各社がはっきり言っています。
理由は、機能のもとになっているものが「どこにあるか」です。
リカバリーウェアは、体から出ている遠赤外線を生地がはね返すことで血行の促進をねらう作りになっています。
そのはね返す役目をしているのが、セラミックや鉱石の細かい粒です。
そしてこの粒は、
生地の表面に塗ってあるのではなく、糸の1本1本のなかに練り込んであります。
| ブランド | 繊維の名前 | 中身 |
|---|---|---|
| BAKUNE | SELFLAME | セラミックの粒を 糸に練り込み |
| ベネクス | PHT繊維 | ナノプラチナなどの鉱物を 糸に練り込み |
| ReD | VITALTECH | 8つの天然鉱石を 糸に練り込み |
| メディヒール | ー | 高純度のセラミックを 糸に練り込み |
塗ってあるものなら、洗えば流れます。
でも糸のなかに混ぜ込んであるので、洗っても回しても、粒だけが抜けて出ていくことはないんです。
ベネクスは
洗濯を繰り返してもPHT繊維の機能がなくなることはない
と案内していますし、ワークマンも商品ページで
鉱石は糸に練り込まれているため、洗濯で落ちることはない
と書いています。
テンシャルも同じく、洗濯でSELFLAMEの機能が下がることはない、という立場です。
じゃあ、乾燥機にかけても平気ってこと?
そうはならないところが、ややこしいポイントです。
粒は残っていても
その粒を運んでいる服のほうが先にヘタってしまうからです。
縮んでサイズが合わなくなった服も、毛玉だらけでゴワついた服も、機能は残っています。
でも、着たくなくなります。
乾燥機NGは「効果が消えるから」ではなく「服の寿命が縮むから」。ここを取り違えると、一度うっかりかけただけで捨ててしまうことになります。
BAKUNE・ベネクス・ReD・AOKI・ニトリの乾燥機対応ブランド一覧
主なブランドの対応を、公式の言いまわしまで含めて並べるとこうなります。
| ブランド | 乾燥機 | 案内のされ方 | ドライ クリーニング |
|---|---|---|---|
| BAKUNE テンシャル | ❌ | 推奨していない タグは禁止マーク | ❌ |
| ベネクス VENEX | ❌ | 劣化の恐れがあり 避けてほしい | ❌ |
| ReD エムティージー | ❌ | 生地の傷みにつながり 避けてほしい | ❌ |
| リカバリーケアプラス AOKI | ❌ | タンブラー乾燥は 避けてほしい | ⭕ 弱いものなら |
| リカバリーウェア ニトリ | ❌ | 衣類乾燥機の使用は 避けてほしい | ー |
| メディヒール ワークマン | ❌ | タンブラー乾燥は 避けてほしい | ❌ |

並べてみると、言いまわしに少し温度差があるのがわかると思います。
「推奨していません」というやわらかい表現もあれば、タグのマークとしてはっきり「禁止」になっているものもあります。
ただやわらかい言い方だから少しならOK、という意味ではありません。
どのブランドもタグ側は「タンブル乾燥禁止」で統一されていて、案内文の温度差は、単に文章の書き方の違いです。
もうひとつ、ドライクリーニングの列も見ておいてください。
乾燥機がダメなら、いっそクリーニングに出そうと考える人がいますが
多くのブランドはドライクリーニングも禁止しています。
お店に出せば安心、とはならないので、ここは気をつけたいところです。
乾燥機OKのウェアもあるが立ち位置が別物になる
「じゃあ乾燥機が使える製品はひとつもないのか」
というと、そうでもありません。
テンシャルのテックスウェットというシリーズは、洗濯機で洗えて、乾燥機も使えて、アイロンもいらない作りになっています。
しかもBAKUNEと同じSELFLAMEを使った一般医療機器で、着ることで疲労軽減が期待できるという中身は同じです。
ただ、これは「リカバリーウェア」ではなく、仕事中や移動中に着る機能性ウェアという扱いになっています。
| ー | BAKUNE | テックスウェット |
|---|---|---|
| 乾燥機 | ❌ | ⭕ |
| 着るシーン | 寝るとき 家でくつろぐとき | 仕事中 外出・移動中 |
| 一般医療機器 | ⭕ | ⭕ |
| 生地の作り | やわらかく ゆったり | ハリがあり すっきり |
この2つを見比べると、さっきの話がきれいに裏づけられます。
同じ会社の、同じ繊維を使った、同じ一般医療機器なのに、乾燥機の可否だけが逆になっているわけです。
違うのは生地の作りだけ。
やっぱり乾燥機の可否を決めているのは、繊維の機能ではなく生地のほうだ、ということです。
なので、寝るとき用のゆったりしたリカバリーウェアが欲しい人にとっては、テックスウェットは答えになりません。
逆に、日中も着られて手入れがラクなものを探している人には、選択肢としてはっきり成立します。
コインランドリーの乾燥機も同じ理由で避けたほうがいい
家に乾燥機がないから、というので、コインランドリーを思いつく人もいると思います。
これも残念ながら同じくNGです。
コインランドリーに並んでいる乾燥機は、ほぼすべてがタンブル乾燥だからです。
むしろ家庭用より条件は厳しくなります。
- 業務用なので温度が高く、高温設定だと布団を乾かせるレベルまで上がる
- ドラムが大きいぶん、落下する距離が長く、たたきつけられる衝撃も強い
- 他の人の衣類と一緒に回すと、ファスナーなどで表面が傷つくこともある
テンシャルも
「コインランドリーなどの乾燥機は控えてほしい」
と、わざわざ名指しで案内しています。
洗うところまでなら、洗濯ネットに入れて弱いコースを選べば使えます。
ただ、そのまま流れで乾燥まで回してしまうと台無しなので
洗いが終わったら取り出して持ち帰るのがおすすめです。
出張や旅行でリカバリーウェアを持っていくときは、そもそも乾かす前提にしないほうがラクです。
2〜3泊なら洗わずに着回して、帰ってから家で洗うくらいの割り切りで十分だと思います。
乾燥機を使わないリカバリーウェアの正しい乾燥方法

基本は陰干しのつり干しで直射日光を避ける
どのブランドも、乾かし方の正解はそろって日陰でのつり干しです。
ポイントは、乾燥機だけでなく日なたもダメだというところ。
紫外線が生地を傷めて、色あせや伸びの原因になるからです。
テンシャルは、日光の影響で伸びが出ることがあると取扱説明書にまで書いています。
やることはシンプルで、次の4つだけです。
- 肩幅に合った太めのハンガーを使う
細い針金ハンガーだと、濡れた重みで肩に跡がつきます - 日の当たらない風通しのいい場所に吊るす
室内なら窓ぎわから少し離した位置、外なら軒下や北側が向いています - 前を開けて、脇の下に空間を作る
重なっている部分がいちばん最後まで乾かないので、そこを開けます - 風を当てる
乾燥機が短時間で乾くのは熱のおかげではなく、風が動いているからです

4つめが、いちばん効きます。
サーキュレーターや扇風機の弱風を当てておくだけで、乾く時間はかなり変わります。
リカバリーウェアはもともとポリエステルが主体で、綿のパジャマより乾きは早いほうです。
日陰でも、風さえ動いていれば数時間で乾きます。
朝に洗って干しておけば、その日の夜には着られる計算です。
あとは、干す前に軽く形を整えておくこと。
濡れているうちに袖口や裾を軽く引いて整えておくと、乾いたときのシルエットがきれいに戻ります。
浴室乾燥や除湿機なら使えるのかを回転と温度で切り分ける
ここがいちばん誤解されやすいところです。
「乾燥機NG」と聞くと、浴室乾燥も除湿機も全部ダメだと思ってしまいがちですが、禁止されているのはタンブル乾燥、つまり回しながら乾かすやり方だけです。
だから、乾かす道具は「回るか、回らないか」で見るとすっきり整理できます。

| 乾かし方 | 回転 | 熱 | 使えるか |
|---|---|---|---|
| ドラム式の乾燥機能 | あり | 強い | ❌ |
| コインランドリーの 乾燥機 | あり | とても強い | ❌ |
| 浴室乾燥機 | なし | ゆるい | ⭕ 吊るしたまま |
| 除湿機+ サーキュレーター | なし | ほぼなし | ⭕ いちばん安心 |
| 布団乾燥機 | なし | 強い | △ 直当ては避ける |
| 陰干し | なし | なし | ⭕ 推奨 |
表のとおり、浴室乾燥は使えます。
吊るしたまま風を当てるだけなので、生地がたたきつけられることがないからです。
タンブル乾燥ができない衣類の乾かし方として、浴室乾燥は家電メーカー側からもすすめられているやり方です。
しかも浴室は日が入らないので、陰干しの条件をそのまま満たしています。
使うときのコツは2つ。
- 温風の吹き出し口の真下を外す
近すぎると、その部分だけ熱を受け続けます - 他の洗濯物と間隔をあける
詰めて干すと乾かず、結局は運転時間が延びます
いちばん安心なのは、除湿機とサーキュレーターの組み合わせです。
熱をほとんど使わずに、風と湿度だけで乾かすので、生地への負担がほぼありません。
梅雨どきに毎日着回したい人には、この組み合わせがいちばん現実的だと思います。
ひとつだけ気をつけたいのが、布団乾燥機です。
回らないので摩擦はありませんが、温度はそれなりに高くなります。
実際、テンシャルはBAKUNEの掛け布団について「布団乾燥機は使ってもらって問題ないが、洗濯乾燥機は控えてほしい」と、道具ごとに線を引いています。
この線の引き方こそが、回るか回らないかで判断されている証拠です。
ただ、ウェアはノズルからの熱を一点で受けやすいので、直接あてる使い方は避けたほうが無難です。
リカバリーウェアを乾燥機にかけてしまったときにやること
ここまで読んで、青ざめている人もいるかもしれません。
まず落ち着いてほしいのですが
うっかり1回かけてしまったくらいなら、捨てる必要はありません。
さきほどの話のとおり、機能のもとになる粒は糸のなかにいるので、1回の乾燥で抜けたりはしません。
確認するのは、生地の側だけです。

①まず着てみてサイズ感を確かめる
いちばん確実なのは、実際に袖を通してみることです。
見るのは、腕を上げたときの脇のつっぱりと、袖丈・着丈の変化。
寝返りしても窮屈さがないなら、そのまま使い続けて問題ありません。
②縮んでいたら濡らして横に引く
少し縮んだ気がするときは、もう一度ぬるま湯で洗って、濡れているうちに縮んだ方向とは逆に、やさしく引っ張りながら形を整えます。
そのままつり干しにすれば、ある程度は戻ります。
逆に、乾燥で生地が縦に伸びてしまった場合は、横方向に引くと元の形に近づきます。
ただし、完全に元どおりになると期待しすぎないことも大事です。
③毛玉ができていたら道具で取る
乾燥機の摩擦で毛玉が増えることがあります。
このとき、指でつまんで引きちぎるのはやめてください。
糸が引っぱられて、そこからほつれます。
毛玉取り器かハサミで、根元から切り取るのが正解です。
縮み・つっぱり・毛玉。この3つを見て問題なければ、そのまま着続けて大丈夫です。次から陰干しに戻せば、それで終わりの話です。
そのうえで、もう1点だけ現実的な話をしておきます。
うっかり乾燥機にかけてしまう事故は、自分ではなく家族が洗ったときに起きがちです。
洗ってくれる人からすれば、見た目はただのスウェットやパジャマなので、他のものと一緒に乾燥まで回すのが自然な流れなんですよね。
言ってなかった自分が悪い、というやつですね
なので、洗濯を分担している家庭では、「これだけは乾燥機に入れないでほしい」と先に一言伝えておくのがいちばん効きます。
専用の洗濯ネットを1枚決めて、それに入っているものは乾燥機に入れない、というルールにしてしまうのも手です。
乾かす前の洗濯で押さえておくこと
乾かし方だけ気をつけても、洗い方でつまずくと結局は同じです。
とはいえ、覚えることは多くありません。
- 洗濯ネットに入れる
これはどのブランドも共通で言っています。たたんでから入れると、なお傷みにくいです - いちばんやさしいコースを選ぶ
おしゃれ着洗いやドライコースのことです - 水温はタグに従う
30℃までのものと40℃までのものがあります。お湯を使いたくなる場面は要注意です - 蛍光増白剤の入った洗剤を使わない
色あせの原因になります。パッケージに蛍光増白剤フリーと書かれたものを選べば安心です - 漂白剤は使わない
塩素系も酸素系も、どちらも禁止です - 濃い色は分けて洗う
色移りしやすいので、白いタオルなどとは一緒にしないほうがいいです - 濡れたまま放置しない
洗濯機のなかに置きっぱなしにすると、色移りとにおいの原因になります
ひとつだけ、ブランドで対応が分かれるものがあります。
柔軟剤です。
実際に各社の案内を調べ比べてみると、はっきり使えると答えているところもあれば、機能性を考えて控えたほうがいいという立場のところもあり、見解は割れています。
ベネクスの場合は、以前は控えるよう案内していたものの、洗濯試験で問題ないことが確認できたとして、いまは過去の商品も含めて柔軟剤を使ってよいという扱いに変わっています。
一方で、繊維の表面がコーティングされることを気にして、使わないほうが無難だとする考え方もあります。
なので、全員共通のルールがある話ではありません。
判断の軸は、手持ちのブランドが何と言っているか。
そこに書かれていなければ、まずは使わずに洗ってみて、ゴワつきが気になったときに考えれば十分だと思います。
リカバリーウェアの乾燥でよくある質問
本文で触れきれなかった、細かい疑問をまとめておきます。
陰干しだと乾かないので何着あればいいですか
毎日着るなら2〜3着で回すのがおすすめです。
ポリエステル主体で乾きは早いほうなので、風を当てておけば1日あれば乾きます。
1着を毎日洗って着続けると、それだけ生地の寿命も早く来ます。
乾燥機を使うと保証や返品はどうなりますか
返品や交換の条件は、多くのブランドで「一度洗濯したものは対象外」となっています。
そのため、乾燥機を使ったかどうか以前に、洗った時点で返品はできないと考えておくのが現実的です。
条件はブランドごとに違うので、迷ったら手元の案内を確認してください。
アイロンは使えますか
使えるブランドが多いですが、温度に上限があります。
BAKUNEなら110℃まででスチームなし、AOKIのリカバリーケアプラスなら160℃まで、といった具合にかなり幅があります。
ベネクスのようにアイロン自体を使えないものもあるので、必ずタグを見てください。
毛玉ができたら効果は下がりますか
下がりません。
機能のもとになる粒は糸のなかに練り込まれているので、表面の毛玉を取っても中身は変わりません。
ただし指で引きちぎるとほつれるので、毛玉取り器かハサミを使ってください。
どれくらいで買い替えたほうがいいですか
一般医療機器として届け出ているブランドの多くが、耐用年数を2年としています。
これは機能が2年で切れるという意味ではなく、Tシャツやスウェットといった衣類の寿命が一般的に2年と言われているためです。
つまり買い替えの目安を決めているのは、やはり生地のほうです。
まとめ:リカバリーウェアは乾燥機を使わず陰干しにするのが長持ちの近道
リカバリーウェアは乾燥機を使わず、日陰でつり干しにするのが、いちばん長持ちします。
BAKUNEもベネクスもReDもAOKIもニトリも、そしてワークマンも、どこも同じ答えでした。
ブランドを選び直せば解決する話ではなかった、ということです。
この記事でいちばん覚えて帰ってほしいのは、判断の軸のほうです。
- ダメなのは「回る乾燥」だけ
ドラム式もコインランドリーもNG。浴室乾燥や除湿機は回らないので使えます - 消えるのは効果ではなく服の寿命
粒は糸のなかにいます。縮み・型くずれ・毛玉のほうが先に来ます - 迷ったらタグの四角に丸のマーク
バツが付いていれば乾燥機は使えません
この軸さえ持っていれば、これから新しい1着を買っても、迷わず判断できます。
もう乾燥機にかけてしまった人も、着てみて窮屈さがなければそれで大丈夫です。
今日やることは、3つだけ。
- 手持ちの1着のタグを見て、乾燥機マークを確かめる
- 干す場所を、日の当たらない風の通るところに決めておく
- 洗濯を分担しているなら、家族に一言だけ伝えておく
手間がかかるように見えて、やってみると干す場所を変えるだけの話です。
せっかく選んだ1着なので、ゆったりした着心地のまま、長く付き合っていってください。
